子供の意思決定(Decision Making)がめっちゃかわいい!
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decision makingは日本語にすると意思決定。人生は意思決定の連続と言われますよね。大きいところでは、どこの大学行って、どこに就職するか。小さいところでは、英語勉強だってそうだし、朝傘持って行くか、飯どこに食べに行くかもそう。その決定如何で、飯食ってる最中隣のビルが爆発して怪我したりするんですから、本当に怖いものです。
その意思決定の方法論を子供が練習してるんですけど、これがめっちゃ可愛い! そんなスレッドをredditに見つけました。ちょっと見てみましょう。
What's the Problem?
My sister socked me in the nose.
sockは靴下なので、鼻に靴下を被せるのかと思ったら、
sock
(げんこつで)…を強くなぐる
ウィズダム英和辞典
という意味が・・・つまり顔面をパンチされるんですね。これは大問題(笑) ちなみに、幼い子でも V + 人 + in the 体の一部 - ドラマの中の英語 は理解してるんですね。すごい!
次は、その問題解決のために必要な情報。ここは読み取るのが難しかったので、redditの分析班のレスから抜粋。
Information Needed
My sister is littler.
It hurts me.
はい、littlerです。あれ? littleの比較級ってlessじゃないの? そもそも、ここのlittleってどういう意味で使ってるのかな? 年少の意味なら比較級にする必要なくない? little sisterってよく言うし。また、サイズが小さいことを指してlittleなら、比較級だとそれこそless? あれ? なんかおかしい。そこで、辞書を引いてみると
little
〖通例可算名詞の前で〗(形の)小さい〈人・物〉; 小規模の〈集団など〉(↔ big, great); 背の低い〈人〉; (ほかより)小さい (!比較変化形はsmaller, smallestを代用するが, ⦅主に米話⦆ ではlittler, littlestも用いられる)
ウィズダム英和辞典
あ、littlerがあった(笑) ということでlittlerは文法的に正しいっぽいですね。redditスレの中でも、そんな単語はないと言い切ったけど後で、自分の間違いを認める人も出ているようです。
次に、It hurts me. このitはパンチされること。痛いようです(笑)
最後に3つのソリューションを考え出したこの子。それぞれの案の長所短所を見比べ、最終的に短所がないC案「クローゼットに閉じ込める」を取ったようですね。おしいれのぼうけんが始まりそう(笑) こんな小さい子供のプリントでも、結構英語の勉強になるもんですね。それと同時に、自分がネイティブの子供レベル以下なのも分かります・・・
A | B | C | |
---|---|---|---|
Option | Punch her lights out | Tell on her | Lock her in the closet |
Positive Consequences | I will be happy | She will get in trouble | I will never see her again |
Negative Consequences | I will get in trouble | I will be a tattletale | I don't see any |
ボキャブラリーを順に見ていくと、
punch someone's lights outは気絶させる
get in troubleは面倒なことになる
tell onは告げ口する
tattletaleは告げ口屋
自分は気絶させるイディオムを初めて知りました。パンチを食らって光がなくなればそれは真っ暗闇。意識を失ってるんですね。
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