「Boop」ジェスチャー

海外ドラマを見てると、日本人的には変に思えるいろいろなジェスチャー(身振り手振り)なんかも知ることができるんですけど、今回紹介するのはそんな中の一つ「Boop」。

「ブープ」とちょっとかわいい感じで呟きながら相手の鼻の頭を突っつく行為

説明読んだだけでは、意味がなんだかよく分かりませんね。鼻の頭なんて油で汚そうにも感じますけど、なぜか海外では「Boop」で突っつくんですよ。

実は、コメディ『グッド・プレイス』のタハニがこのBooper(謎)だったりします。

タハニ: Boop!
エレノア: You booped me.
『グッド・プレイス』で、タハニがエレノアの鼻の頭をBoopする
The Good Place [Credit: NBC]

ちなみに鼻のてっぺんだけでなく、何かを突っつく時にもBoopだったりします。

次の『アーチャー』ではおっぱい(boobs)突っつくときにBoopですし・・・(笑)

Boop!
『アーチャー』で、パムがラナのおっぱいをBoopで突っつく
Archer [Credit: FX]

「Boop」ジェスチャーの意味

そこで、このBoopの意味をUrban Dictionaryで調べてみたところ、

Boop

愛情を込めて誰かの鼻を突っつく、しばしば「ブープ」と言いながら。

Affectionately poking someone on the nose, often accompanied by saying “Boop!”

ということで、なんと愛情が込もっているのでした。

ただ、海外ドラマだとこのBoopをする人(Booper)はタハニのようにちょっと変・不思議ちゃん入ってる女性なのが一般的ですけどね。というか、そういう記号として登場します。

なお、調べていたら、『ユニークライフ』のケイシーが意地悪で「Boop!」言いながらサムのスマホをひっくり返すシーンがありました。これは、愛情なんてありませんね(笑)

ケイシー: Boop!
『ユニークライフ』で、ケイシーはサムのスマホをBoop言いながら押す
Atypical [Credit: Netflix]

次回、映画・海外ドラマでこのBoopを見たときは「あー、これねー、知ってる」と通ぶれるかもしれません。それでは〜