英語には「I’m looking at you, ○○(人の名前)」という定番のフレーズがあります。これは別に「○○さんを見ている」というわけではなく、直前に述べた事柄は特に「○○さんに向けて言った」というだけです。

次のようなのが典型的な使われ方:

あー、週末遊びに行きたいなー。誰か一緒に行ってくれないかなー。

I’m looking at you, ○○.

つまり、遊びに行こうと○○さんに向けて言ってるんですね(笑)

この例ように、最初に対象者をぼかしておいて、I’m looking at you, ○○.で対象を狭めるのが王道。

海外ドラマの例をいくつか見てみましょう。

ビッグ・リトル・ライズ

チャリティーオークション会場で司会が開始前の挨拶をしています。財政支援を広く求めてから、I’m looking at youで会場にいる特定の人の名前を挙げていますね。ここは、ちょっとしたアイスブレイクというかジョークですね。

…evening filled with fun, fashion, frivolity, one which should raise some much-needed funding and I’m looking at you, Bruce Pedulla
『ビッグ・リトル・ライズ』で、チャリティーオークションの司会者がジョークを飛ばす
Big Little Lies [Credit: HBO]

ザ・モーニングショー

番組プロデューサーがスタッフに檄を飛ばしている場面。君たちはsloppy(ずさんな)ではないと言ってから、I’m looking at youで特定の人物を挙げます。

なお、ここでは先日取り上げたpushyを見事に使っていますね。pussy(女々しい)ではなくpushy(押しが強い)というわけ。

You know? ‘Cause you guys aren’t sloppy. And I’m looking at you, Rich. I know that you know that the word “pushy” has an H in it and not two S’s.
『ザ・モーニングショー』でプロデューサーが番組スタッフに活を入れる
The Morning Sho [Credit: Apple TV+]

最後に

今回はI’m looking at you, ○○というフレーズを見てみました。誰に対して言っているかを明らかにする時使われます。通常、最後に付ける名前がないと誰に言ってるか分からないので、使うときは忘れないように。それでは〜