名詞の後ろに不定詞「to come」を付けて未来を意味
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「To Come」とは?
年末も近いということで、未来を意味する不定詞の「to come」を見てみたいと思います。
この用法は、既に日本語でもあるんですよね。例えば、「行く年来る年」というフレーズで、来る年は来年です。これから来るんだから、未来を表せるんです。
これは英語でも同様。coming yearと言ったら来年なわけです。upcomingで近い未来も表せます。そして、不定詞to comeで修飾しても同じなんですね。
『フレンズ』の例
次の『フレンズ』のシーンでは、モニカとチャンドラーが写真を一緒に撮ってるシーン。
チャンドラーの表情が硬いことから、モニカは「私達の来たる結婚の日々を考えとみろ」とアドバイス。しかし、これは逆効果のようです(笑) ここは同じ意味のfutureもあるので分かりやすいですね。
モニカ: Gaze into our future and think about our marriage and the days to come.
『ママと恋に落ちるまで』の例
『ママと恋に落ちるまで』では、バーニーの偉業を称えるマーシャルが、「偉業が記憶され来たる世代に語られ続けることを望む」と乾杯の音頭を取ります。ここのto comeも未来のgenerations(世代)を意味していますね。
マーシャル: May Barney’s heroic feat be remembered and spoken of for generations to come.
『アンという名の少女』の例
最後は、NHKでやりだして驚いたとともに非常に嬉しかった『アンという名の少女』から。アンは背伸びした大仰な言い回しが好きですが、以下のシーンはその典型。ダイアナのことを大好きと言うアンは、何十年経ってもあなたの記憶は私の孤独な人生の上で輝き続けるとします。
アン: I will always love thee, Diana. In the years to come, your memory will shine like a star over my lonely life.
最後に
こんな感じで「to come」で未来を意味できるんですけど、結局は日本語でも全く同じ「未来・将来」なのでした。
こういう言語の垣根を超えたアイデアの一致ってのは面白いですよね。そして、それに気づけると、無機質と思えた英単語の意味を記憶するのも、一挙に楽になっちゃいます。実際は、それになかなか気づけ無いんですけどね。
それでは〜
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