話を打ち切る「End of Story」と「Period」の比較調査
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ドラマで英語のお勉強[9日目] Advent Calendar 2015 - ドラマの中の英語
以前ちょっと紹介した”以上。”。会話を”以上。”と打ち切る時の決まり文句にEnd of storyとPeriodがありますが、どっちがよく使われているか調べてみました。調査対象は自分が今までに見た海外番組5000エピソードです。さて結果はどうなったでしょうか?
End of story.(86ポイント)
さて、初代”以上。”王に輝いたのはEnd of story.でした。おめでとうございます。そんなEnd of story.ベストシーンとして選んだのはThe Big Bang Theoryのレナードがいびきのため手術をする回。変化が嫌いなシェルドンはレナードが手術するのをなんとか止めさせようとしますが、最終的に End of story.と話を打ち切られてしまいます。it's no big dealは大したことないという意味ですね。これもまだ取り上げてなかったか。
Sheldon, I'm gonna get the surgery, it's no big deal. End of story.
The Big Bang Theory/Season 8/Episode 9
Period.(55ポイント)
こちらは集計が予想外にめんどくさかったけど結構いい線行ったPeriod。my periodというように生理の意味が結構あったのと、手紙なんかを音読して「.」をそのままピリオドと読むパターンもあって大変。でもEnd of story.までは行かなかったです。
そんな"Period."なシーンとして選んだのは、ドラマGilmore Girlsの裁判官がローリーに言うシーン。この時、ローリーは酔って軽犯罪を犯します。ローリーが言い訳をするのを静止して一言、詰みを犯せばconsequencesがある。以上。かっこいいですね。このconsequencesの使い方も紹介してなかったなあ。
(追記)↓紹介しました。
There Will Be Consequences. / ただでは済まない - ドラマの中の英語
When you commit a crime, Miss Gilmore, there must be consequences. Period.
Gilmore Girls/Season 6/Episode 1
Period, end of story.(1ポイント)
なんとこの両者が同時に使われるパターンがありました。Periodとend of storyそれぞれだけでも話はこれで打ち切りという強い意志が感じられるのに、同時に使われるともう強圧的です。そんなシーンはHow I Met Your Motherの以前ザッカーバーグで紹介した回。独自に発見したカクテルにどちらの名前を付けるかで揉めるRobinとMarshall。Robinはガミガミ言うMarshallに話を一方的に打ち切ります。
Marshall, there's not gonna be a dance-off because the name is staying. Period, end of story.
How I Met Your Mother/Season 8/Episode 20
まとめ
意外と接戦でしたね。使われる典型的場面は、部下が上司の方針に疑問があって口を出すと、上司が命令されたことだけをやれと言って会話を打ち切るパターン。
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