「More Safe」に見る口語での英語文法のいい加減さ
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日常会話は英文法に従わない
海外ドラマなんかの口語では、文法なんてお構いなしなんですけど、どのくらいお構いなしかをこの「more safe」を使って見てみたいと思います。はい、学校の授業で習ったとおり通常はsaferですね。でも強調してmoreになるんだよなー。
海外ドラマでの「More Safe」
では、実際使われている場面を海外ドラマで見てみましょう。誰が喋っているかも注目ですよ。
『ブレイキング・バッド』では、なんとウォルター
スカイラー: I don’t want the children here anymore.
It isn’t safe.
ウォルター: Skyler, we have talked about this repeatedly. It has never been more safe.
ウォルター: Skyler, we have talked about this repeatedly. It has never been more safe.
家が安全かどうかをウォルターとスカイラーが議論。ウォルターは、ここより安全なところはないとmore safeで伝えます。英語の試験ならバッテン?!
『ビッグバン★セオリー』では、なんとシェルドン
シェルドン: I know I’d feel more safe if you turn on the turn-by-turn voice option.
コミコンに向かうギークメンバー。道すがら、シェルドンはmore safeだからと、GPSの音声案内をオンにするようレナードに催促します。実は秘密の仕掛けがあるのでした。
『glee/グリー』では、なんとスー
スー: It’s registered.
I have a license for it.
I’m sorry, but in light of recent events,
I feel more safe with it in my office.
学校で銃を所持したいと校長に掛け合うスー。より安全とmore safeを使って説きます。ここで、in light ofは「考慮すると」。ちょっとフォーマルな響き。
最後に
以上見たように、こんな感じで口語では学校習った文法通りではないと分かっていただけたでしょうか? でも学校のテストではsaferにしましょう、減点されても責任は取れません(笑) まあ、海外ドラマでもほとんどがsaferですけどね。
ただ、英語のテストが全てではないと頭の片隅に入れておくといいかもしれませんね。
そうそう、海外ドラマ視聴してると、何故か比較級なんかで間違いが多いんですよね。仮定法なんかでは絶対しないのに。日本人の典型的な間違いmore better的な二重に比較級にするのもよくあります。今度はそれをネタに記事書くかな。それでは〜
thenのパターン↓
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