「Be My Guest」で「遠慮なさらず。どうぞご自由に」を意味
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Be my guest. は、相手から何か依頼されたときの承諾の返事として使える表現「遠慮なさらず」です。文字通り訳せば「私の客になれ」ですから「ご自由に」ってこと。まあニュアンスは分かる感じですね。パーティーに招かれた客のように裏方のことなど気にしないのです。
ということで、早速海外ドラマでの使われ方を見ていきます。
ブレイキング・バッドから
麻薬捜査官のハンクは、メス(ドラッグ)作りに使われたと思われる防護マスクの出処がウォルターの高校でないかと疑い、ウォルターを訪ねてきます。保管室を見せてくれというハンクに、ウォルターはBe my guest.です。実は内心ドキドキですけど(笑) ここで、not that I know ofは自分の知る限り知らないという定型表現。最初のNoで失くなっていないとしますが、I meanで、自分の知る限りは失くなってない、と言い直します。後で紛失がバレるんで、より正確な表現を心がけたと言うところです。
ハンク: Any respirators like that go missing lately?
ウォルター: No. No. No, I mean, not that I know of.
ハンク: I'll need to look at that inventory.
ウォルター: Sure. Sure. I've got a list hanging on the wall.
ハンク: Do you mind if I take a look at your storeroom?
ウォルター: Not at all. No. Be my guest.
Breaking Bad/Season 1/Episode 6
GLOWから
シーズン2が6月末に始まるワクワクドキドキのGLOWから。見てない人はネトフリで是非ご覧ください。
そんなGLOWからは、デビーの夫が(親友と)不倫したので家から追い出したけど、戻ってきたシーン。弁護士と相談し、自分の家だということでこの家に住む権利があると夫が主張すると、デビーは、ここで眠りたいならどうぞ、と言って家から出ていってしまいます。ここではおもてなしの心など全く無く、勝手にすれば?といったところ。
デビー: You wanna sleep here? Be my guest.
GLOW/Season 1/Episode 4
Parks and Recreationから
ロンがアライグマの毛皮の帽子を被って出社すると、トムはその帽子で女の子を落とすから貸してと懇願。ロンは、どうぞご自由に、と気軽にOKです。このようにmind ifの返事にも使えますね。ここでrockは「着こなす」という意味みたいです。P&Rのトムもキザなこと言うキャラですね。帽子をbad Larryだし、自分の頭をdomeとか。でもボキャブラリーを広げるのに有用とも言えます。
トム: You mind if I rock that bad Larry on my dome? Wear it on my head? Try it on the ladies?
ロン: Be my guest.
Parks and Recreation/Season 2/Episode 20
最後に
Be my guest.は依頼に対する承諾の返答でした。今回調べていて気付いたのは、海外番組では思ったより使われていない印象です。10時間番組を見ていて、ようやく一回出てくる頻度。もっと多いと思っていたので意外。sureとかのほうが多いんでしょうか?
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