situation, attitude, mood: ニュートラルでない意味も持つ英単語
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Situation
最初に習う基本的な英単語って、意味は大体ニュートラルじゃないですか。例えばsituationと言えば「状況」。詳しくどんな状況だか述べるためには通常形容詞が必要ですね。terrible situationだったら酷い状況、といった感じ。
だから、次のような表現が出てくると面食らうんです。
We've got a situation.
Breaking Bad/Season 4/Episode 12
どんなシチュエーションやねん!と。生のsituationだけじゃ説明不足の感じしません? 何かが欠けてる感が半端ない(笑) でも、これでいいらしいんです。意味は「緊急事態」。つまり、「緊急事態発生」と上のセリフは言ってるわけです。
これが記事題名の「ニュートラルでない意味「も」ある英単語」の意味。通常ニュートラルなのに、ニュートラルでなくなる場合もある。そんな英単語をもう少し見ていきます。
Attitude
attitudeは「態度」ですね。これもニュートラルしかありえないじゃん、とフラグを立てておきます(笑)
下記セリフはレストラン行った場面。テーブルにウエイターが付きました。でも態度が・・・。これだけだとウエイターの態度が一体どうなのか全然分かんない。でもUgh言ってるので否定的かな。ここも必要な形容詞がないんです。形容詞の重要性が逆に分かってきたかも(笑)
I think our waiter has an attitude. Ugh.
The Mindy Project/Season 3/Episode 2
実際の意味は、なんと「横柄な態度」でした。なんじゃそりゃw せめてarrogantとか付けて欲しいなーと思ったり。いずれにせよ、チップは少なくなります(笑)
Mood
最後のmoodはムード・機嫌。これだけじゃどんなムードか想像できないでしょ?
でも下のセリフを見ると・・・謝ってるくらいだから、通常のムードではなかったことは確かです。
Look. I'm sorry. I'm just in a mood.
Orange is the New Black/Season 4/Episode 3
正解は「不機嫌」。まあ、上機嫌でないのは想像できたけど。それでもさ、in a ○○ moodとかして欲しくない? 望みすぎ?
最後に
今回はニュートラルでない意味がある英単語をピックアップしてみました。多分他にもあると思うので、海外ドラマなんかで探してみて下さい。ポイントは、形容詞の喪失感。説明なんか足りないぞ? そんな生な英単語が出てきたら、そいつは十中八九特別な意味を持っています。その時はぜひ辞書を開いてみて下さい。ボキャブラリーを広げる大チャンスです!
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