アドバイスの定番「If I were You」の意味と使い方
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If I were a bird, I would fly to you.
「If I were you」の意味
「If I were you」と言えば、日本では英文法の仮定法でおなじみですよね。「もし私があなただったら」を意味します。なんでwasじゃなくてwereなんだとかやった記憶が(笑)
でもこのフレーズ、文法とか関係なしに、日常的に非常によく使われるんですよ。特にアドバイス・助言をするときに。
例えば、
僕が君だったら、そんなことはしないなあ
私があなただったら、台風が来てるのに山へは行かないよ
というのは、If I were youで表せますが、仮定法とか文法を一旦忘れて、この例文が言いたいことにフォーカスしてみてください。
結局のところ、「そんなことするな」「山に行くな」とアドバイスしているだけなんですよね、これ。そして、アドバイスをするって状況は日常的にかなりあるんです。
だから個人的に、If I were youは、仮定法とか待たないでサクッと覚えちゃったほうがいいと思うんですけどね。どうでしょう?
海外ドラマでの「If I were you」
以下、海外ドラマの中でIf I were youがどう使われているのかを見てみましょう。
『ビッグバン★セオリー』から
シェルドンがレナードにアドバイスするシーン。彼女のペニーがいるので女性は不要と言うレナードに、ペニーの部屋に侵入するのが簡単としてから、「僕が君だったら、彼女の予備を確保する」とシェルドンです(笑)
『プリズン・ブレイク』から
懐かしの『プリズン・ブレイク』では、ティーバッグの仲間がティーバッグにアドバイス。私があなたなら、スコットフィールドのことは忘れるとIf I was youで言います。まさに、その通り。ここではwereではなくwasですね。
『ベター・コール・ソウル』から
最後は『ベター・コール・ソウル』のナチョが捕まった場面。ナチョはジミーが自分を裏切ったと信じ込み、ジミーのあやふやな状況説明に対し、「俺がお前だったらそんな態度は今すぐやめるけどね」と言います。ここは単なる忠告ではなく、脅しになっているのが分かりますね。これは日本語でもよくあります。例えば、ヤクザな人に「暗闇に気をつけろ」と言われて、それを純粋な忠告と取る人はあまりいませんからね(笑)
最後に
今回は仮定法の定番表現If I were youを見てみました。アドバイスとして非常に有用なのが分かるかと思います(あと、脅すときもw)
ただ上でも述べましたが、仮定法とか関係なく、英語を勉強し始めた早い段階でこういう有用なフレーズは覚えちゃっていいと思います。
とにかく実際に使えるフレーズを増やしていくことが、英語でコミュニケーションを取ることの秘訣だと思ってますので。
そして、そのために、海外ドラマを英語字幕で視聴するのは非常に効果的なんですよね。
それでは、また〜
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