「Dirt」が持つ意外な意味「醜聞・不祥事」について
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「Dirt」の意味
「dirt」には「土・ほこり」の意味がありますよね。だから、形容詞「dirty」は「汚い」の意味なわけです。ラリーカーのゲームだって、ダートの上を走ってますね。
しかし、面白いことに、「dirt」には口語で「醜聞・ゴシップ・不祥事」の意味があるんですよ。これは初見じゃ想像できないかと思います。
dirt
人についての知られてない事実、でっち上げられた「事実」。
同意語: ゴシップ
Previously unknown facts, or the invented “facts”, about a person.
Synonyms: gossip
といった具合。
海外ドラマでの「Dirt」の例
この「dirt」は海外ドラマでも普通に登場する語彙ですね。
『フレンズ』から
例えば、『フレンズ』では久しぶりに会った友達から「ゴシップ(dirt)」を聞き出そうとするレイチェルとか。
『メンタリスト』から
ジェーンは被害者が通ってた学校で聞き込み。本当の「醜聞(dirt)」を知ってるのは「腐ったりんご」達と、悪い連中に会おうとします。ここの「bad(rotten) apple」は周囲にも悪影響を与えるということで、日本語になってる気がします。
選挙戦での「Dirt」
さて、この「dirt」がもっとも有効に活用されるイベントはなんでしょうか?
もちろん、選挙戦ですよね。政敵の「dirt(不祥事)」をほじくるのが選挙戦の常套手段です:
- REvil Ransomware Gang Threatens to Release Dirt on Trump⤴️
- Ex-Trump official who’s backing Biden claims White House trying to ‘dig up dirt’ on him⤴️
『SUITS/スーツ』から
『SUITS/スーツ』でも、マイクが敵の醜聞を探していました。このように、「dirt on + 人」という使われ方ですね。
マイク: Finding dirt on Gianopolous.
最後に
今回は「スキャンダル」という意味での「dirt」の使われ方を見てみました。政敵の「dirt」を見つけて貶めるのは「dirty」と覚えればいいでしょうか?(笑)
こういう語彙は通常テストには出ませんが、普通に会話で使われているのが興味深いですね。
それでは〜
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