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Image by Annalise Batista from Pixabay

leprechaunは日本語ではレプラコーン。と言っても、全然馴染みがないのでよく分かりませんね。RPGゲームなんかには出てくるのかな?

いずれにせよ、辞書によればアイルランドの伝説の妖精で、靴屋の小さな老人が典型的なイメージだそうです。この妖精は宝の在り処を知らせてくれる能力があるとか。

早速、海外TV番組ではどのような文脈で出てくるか見てみたいと思います。

ビッグバン★セオリーから

ペニー開催のハロウィンパーティーに元カレのカートが現れ、ペニーと仲良くなりたいレナードと一瞬即発の状態になります。レナードがカートに物理的に持ち上げられると、ペニーが仲裁に入ります。不承不承レナードを降ろしたカートはホビットに仮装したレナードのことをレプラコーンと呼びます。やはり小さいというニュアンスなのでしょうね。

ペニー: Kurt, put him down this instant.

カート: He started it.

ペニー: I don't care, I'm finishing it. Put him down.

カート: Fine. You're one lucky little leprechaun.

シェルドン: He's a hobbit.

The Big Bang Theory/Season 1/Episode 6

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The Big Bang Theory [Credit: CBS]

Gotham

捜査官ジムがペンギンのお使いでギャングのボスの元にお金の回収でやってきます。キチガイのレプラコーンには一銭も払わないと言われてしまいますが・・・。ここでもレプラコーンは小さいの意味でしょうか? おっと、以前紹介したフルーツケーキがここでも現れていますね(笑)

フルーツケーキ、変人、ホモ - ドラマの中の英語

ギャング: I know you. You're Jim Gordon. Cop. Supposed to be a cold stone hard-ass. But you're Penguin's bitch, huh? Who the dickens can you trust anymore?

ジム: He wants his money.

ギャング: How many times I got to tell you people? No. To Don Falcone, I'll pay. To that fruitcake leprechaun?

Gotham/Season 2/Episode 1

Parks and Recreation

倒産で放置された工事現場を公園に変えようと公園課のレズリーは動きます。メディアを使って宣伝してみましたが、反応がかなり悪かったようです。記者がレズリーにどういう反応だったかを逐一述べています。その中の一つが、こんな記事よりレプラコーンの記事を書けというもの。レズリーはレプラコーンは存在すると信じています。基本的にレプラコーンは存在しない物というのが共通認識みたいですね。

記者: You should write an article on the Pope getting married, because that's more likely to happen than this park.

レズリー: There are some countries where the Pope can be married.

記者: You should write an article on talking monkeys.

レズリー: Really? Have you seen The Wizard of Oz?

記者: You should write an article about leprechauns.

レズリー: Leprechauns exist.

Parks and Recreation/Season 1/Episode 3

最後に

いろんなドラマで言及されるこのレプラコーン。知名度だけは高いようですね。ただし、ニュアンスとしては小さい人の含意で、けなす際に使われることがもっぱら。老人のニュアンスはあまりなさそうだし、宝の在り処云々は全く関係ないようです。