海外ドラマの文法間違い「Look Forward to + 動詞の原形」
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海外ドラマで「Look Forward To」の後に動詞の原形
「look forward to」は「楽しみに待つ」という意味ですが、受験生にとっては「to」が前置詞のため、この後に続く動詞が「動名詞」になることで有名かもしれません。テストで動詞の原形を選択して間違った思い出がある方も多いのでは。
でも本当にいつでもそうなのか、とふと疑問に思ったので、海外ドラマでlook(ing) forward toが出現する箇所を全部調べてみました。その総数約700の中から、動詞の原形(?)を使ってたのが次の2シーンです。
『ジ・オフィス』ではジム
『ジ・オフィス』のホワイトカラー従業員と倉庫のブルーカラー従業員がバスケットボールで勝負する回。ジムはカメラクルーにバスケットボールについて語ります。それが次のシーン。バスケはmy thingなので、プレーするのを楽しみにしてるようです。
『ギルモア・ガールズ』では博物館のナレーション
町に遺ってた旧家屋を町の歴史博物館に改装した住民は、早速オープニングセレモニーに集まります。博物館の展示はスターズホローの歴史をジオラマで再現していますが、近代のセクションに来ると4人家族の朝食シーンが展示され、スピーカーからお父さんのセリフが流れます。今日も仕事するのが楽しみと超前向きなお父さんです。workは名詞で労働そういう感じかもしれませんね。それだと問題はなさそう。
最後に
ということで、進行形が後に続くことで有名な「look forward to」ですが、少ないながら動詞の原形が続くパターンのセリフもありました。実際該当部分を視聴しましたが、確かに「-ing」ではないですね。台本や役者の単なる誤りなんでしょうか。でもこれをもって、試験で「動詞の原形にも点数をくれ」と要求するのはちょっと厳しいですかね(笑)
今回調べてみて、意外とネイティブは間違わないんだなあというのが率直な感想。もうちょっと誤り率は多いのかと思っていましたので。それでは〜
進行形と言えば、こちらも抑えたい↓
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