海外コメディの中の「Semen(精液)」と発音が同じお約束
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英単語「Semen」の意味は「精液」
本ブログですが、訪問者の9割は検索で来てくれる方々です。そんな人々が検索した記事を気に入ってくれて、このブログの最新の記事はなんだろうとクリックすると、この「semen」記事が出てしまうのは、なかなか心苦しいところもあるのですが(笑)、思い切って行っちゃいます。だって海外ドラマ、特にコメディで時々ネタにされるから。
はい、今回のお題はsemen、「精液」の意味ですね(笑) 英語の発音をカタカナで敢えて書くと「シーメン」です。ちなみに「ザーメン」はドイツ語らしいです。
実はこのsemenに似た発音の英単語が他にあるので、海外コメディの中では笑いのネタで出てきます。
海外ドラマでの「semen」ネタ
それでは、「どういう感じでsemenを笑いに転化してるのか?」、そして「似た英単語とは?」を実際の海外ドラマの場面で確認したいと思います。
『ビッグバン★セオリー』から
大勢の前でスピーチをすることになったシェルドン。しかし、持ち前のあがり症(stage fright)のため、友人たちが協力して彼のあがり症を治そうとするシーン。ペニーが「私たちはあなたのXメンよ」とアメコミ・ヒーローに例えて言うと、シェルドンは「XメンのXはXavierの名前から来てるから、僕の名前Cooperから取れば、君たちはCメンだね」と訂正。発音が偶然(?!)精液のsemenと同じになってしまった一同は、一斉に苦虫を潰した顔に早変わりです(笑) 裏では観客がマジで大受けしてるのが分かります。ここはシェルドン本人だけ気付いてない状況。
ハワード: Oh, that’s not a good name.
↓YouTubeにまさしくそのシーンだけ切り出したのがありました。
『コミ・カレ!!』から
シーメンと言えば、seamen(sea+men)で「海の男達、船乗り達」を表します。ただ、発音が精液のシーメンと全く同じなので、コンテキスト上船乗りを表しているのは明らかにも関わらず、周囲が顔を顰めることもしばしば。
次の『コミ・カレ!!』のエピソードでは、いつものメンバーが、コミュニティカレッジの航海実習の授業に参加する場面。授業の初めに生徒を集めて教官が一言「君たちは生徒ではない。船に乗船した瞬間からシーメンなのだ」と。これには苦笑いが止まらない生徒達です。文脈上船乗りを意味することは自明ですけど、やはり自分自身を精液と言われるのはちょっときついですね(笑)
『サイク/名探偵はサイキック?』から
ガスは船に乗ったため、気取って船乗り用語を使いだします(海外ドラマあるある)。一応、Starboardは面舵の意味らしいですが、日本語になってもどっち分かりませんね(笑)ショーンがどっち側か尋ねると「右だ」と説明。何故普通に右と言わないのかと聞くショーンに、ガスは僕らは船乗りだからさとseamenを使って答えます。また上と同じパターンですね(笑) それからseamenを連呼するガスなのでした。ショーンは誰か近くに来ないかとヒヤヒヤします。
ガス: Starboard, starboard.
ショーン: Which way’s starboard?
ガス: To the right, Shawn. What are you doing?
ショーン: Well, why don’t you just say “right”?
ガス: Because we’re seamen right now.
ショーン: We are what?
ガス: Seamen. We’re seamen.
ショーン: Stop saying that. Anyone could be walking by.
ガス: That’s what we are, we’re seamen!
最後に
結論:複数形seamenを使う際は注意しましょう(笑)
単数形のseamanならシーマンで問題ナッシングですね。複数形がシーメンなのです。
と、冗談はさておき、精液のsemenは日本語のものとは発音がかなり違うので、海外ドラマの笑いを理解するためにもしっかり覚えたいですね。これが実は、海外ドラマでは結構出てくるボキャブラリーなんですよ。それでは〜
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