「この界隈」を意味するイディオム「Neck of the Woods」
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「Neck of the Woods」の意味
「neck of the woods」は「(自分が住んでいる)近辺・界隈」を意味するイディオム。別に「森」じゃなくても、普通の町でも使えます。辞書には「neighborhood」として意味が載っていると思います。
neck of the woods
- (イディオム的)地元の近所、近隣。
- (イディオム的)その人がくつろげたり慣れ親しんでいる場所や土地。
- (idiomatic) A local neighbourhood or region.
- (idiomatic) A place or field in which one is comfortable or with which one is familiar.
「Neck of the Woods」の語源
ところで、自分は「neck of the woods」を早口で言えば「neighborhood」になる感じがするので(そう思いません?)、そこから来てると思ってましたが、今回調べたらneckには「狭い場所」の意味があって全然違ってました(笑) うーん、紛らわしい。自分で勝手に解釈して勘違いするのは、語学学習あるあるですね。
neck of the woods
語源
「neck(狭い土地)」を見よ。
Etymology
See neck (“narrow tract of land”)
海外ドラマでの「neck of the woods」
それでは、この「neck of the woods」がどう使われているか、海外ドラマで見てます。
『刑事コロンボ』から
コロンボは容疑者の別荘にまで押し掛けて質問攻め。その言い訳が、「この辺はいい場所だって聞きましてね」と別荘でも買うかのようですが、容疑者からは「あなたではこの界隈は手出しできませんよ」と言われる始末です(笑) ここの「この界隈」は文字通りの「woods」になってますね。
『ビッグバン★セオリー』から
『ビッグバン★セオリー』ではレナード達が食堂に行くと、エイミーが居ます。neck of the woodsを使って、「こんなところに何しに来たの?」と聞くレナードです。ここの「neck of the woods」は大学キャンパスを指してますね。このように「森」じゃなくても使えます。
『コミ・カレ!!』から
『コミ・カレ!!』では、当時アメリカ副大統領のバイデンがコミュニティカレッジにやってくるエピソード。ここの「neck of the woods」は大学近隣を指していますね。
最後に
今回は「この界隈」を意味するイディオム「neck of the woods」を紹介しました。基本的に、自分が住み馴染んでいる場所を指していますね。
そういう意味では、皆さんの「neck of the woods」に誰か来た時に使える表現だと思います。上で例に挙げた「what brings you to our neck of the woods?」なんてそのまま使えますしね。
このように、海外番組を通じて自分が英会話で使いたいと思える表現を見つけるのも面白いですね。海外番組視聴で英語勉強はめっちゃおすすめです! それでは〜
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