肛門の方ではない、「アナル(Anal)」に驚くべき意味が!
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「Anal」の意味とは?
はい、日本語の「アナル」は肛門の意味ですね。だから驚くんですけど、英語の「anal」には神経質なという意味もあるんです:
anal
(心理学)人の性格、整頓や正確さに強迫的、頑固で執着する。肛門期を超えて発達しないところからだろう。
(psychology) Of a person, compulsive and stubborn, obsessed with neatness and accuracy, supposedly from not having progressed beyond the anal stage.
発音は/éɪnl/で、敢えてカタカナで書けば「エインル」。日本語のそれから遠くて安心しました(笑)
海外ドラマの「Anal」
それでは海外ドラマ内での「anal」の使われ方を見ていきます。
フレンズ
『フレンズ』からはモニカとフィービーの会話。髪を切って欲しいと頼むモニカにNoとつれない返事のフィービー。理由はanalだから。モニカがあなたは違うというと、フィービーは実はanalはモニカのことだとし、モニカの感情を傷つけたくなかったと正直になります。なるほど、整理整頓・几帳面の『フレンズ』モニカがsuper analでしたね。
モニカ: You gave the guys great haircuts. I thought you’d like to do mine.
フィービー: No.
モニカ: Why not?
フィービー: I’m just… I’m incredibly anal and an unbelievable control freak.
モニカ: No, you’re not.
フィービー: I know I’m not, but you are. I was trying to spare your feelings.
フィービー: I’m incredibly anal
LOST
黒人の子に服を几帳面に畳む理由を聞かれ、シャノンは神経質だからと答えます。島流し状態なのだから服を畳む必要はないはずですけど、昔からの習慣なのでしょうね。
シャノン: Because I’m anal.
ギルモア・ガールズ
ローレライの家で靴が散らばっているのを見たルークは理由を尋ねます。「ポール・アンカがやった、彼はanal」とはローレライ。Paul Ankaは犬ですね、歌手の名前から取ってます。実際の靴の整列が下記。全く整理整頓されてませんが「犬的にはanal」とジョークで言っているんですね。
ルーク: Hey, what are all your shoes doing down here?
ローレライ: Oh, well, talk to Paul Anka. He’s one by one marched every pair of my shoes downstairs, and I have no idea why. Lined them up perfectly, too- left, right, left, right. He’s very anal when he misbehaves.
ローレライ: He’s very anal when he misbehaves.
最後に
今回紹介した3場面では普通に「anal」と言っていますが、声を潜めて「anal」というパターンも見受けられました。これは意味が意味だからでしょうかね。発音は日本語のものから遠いので、慣れてないと聞き取ることすら難しいです。『フレンズ』を見たことある人なら、モニカがanalの典型例と覚えればいいですね。
ちなみに、きれい好き方向に神経質という意味では、日本語「アナル」の語感とは真逆ですね(笑) 多分、探偵モンクもanalだと思います。それじゃあ、コンマリメソッドの近藤麻理恵さんはどうかな? モニカ以上かも(笑) それでは〜
「ass」もおなじみ↓
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