海外ドラマ・ドキュメンタリーにおける「給水塔」の役割
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場面転換で使われる風景
都会
最近海外ドラマを見ていて気付いたことがあります。それは場面転換のときに映し出される風景について。
都会が番組の舞台だと、たいていこの時に映し出されるのは高層ビル群だったり、それらの夜景だったり、更には日付をまたぎ翌日になるときには、忙しく地下鉄で通勤するラッシュアワーの映像だったりするのが典型です。以下は最近見た『What/If』から。
田舎
ところが、これが地方都市、田舎になると話は変わるわけです。というのも、高層ビルはどこにも無いし、地下鉄で通勤する会社員も当然いないから。
では代わりに何を映すかというと、これが「給水塔(water tower)」なんです。必ず映るわけじゃないんですけど、なんか給水塔率(WTR=Water Tower Ratio)がものすごく”高い”気がする(給水塔だけにw・・・pun intended!)
海外番組における給水塔
そこで、そんな給水塔なシーンを海外番組から集めてみました。
クィア・アイ
『クィア・アイ』ではGayという名の町に住む信心深い黒人女性の大変身を手伝う同性愛者からなるファブ5。
殺人者への道
無実の罪(?!)で2度も刑務所に送り込まれたエーブリーを追う事実は小説より奇なりなドキュメント『殺人者への道』でも。
怪奇ゾーン グラビティフォールズ
アニメ『怪奇ゾーン グラビティフォールズ』では、テーマ曲に乗ってオープニングで登場。
パワーパフガールズ
アニメ『パワーパフガールズ』の次のシーンは場面転換じゃないんですけど、タウンズヴィルの給水塔を使ってカレに立ち向かいます。
結局・・・
この4場面を探してくるのだけでも数時間掛かりました(笑) それでも、一応給水塔の理由の一端が見えてきました。それが
名前が表記されている!
んですね。だから特に何もない田舎では、給水塔が町を代表するモニュメント替わりって感じなのかな。特に今なら、手軽にドローンで俯瞰図が撮れますからね。
これって、日本の給水塔とかなり状況が違ってる気がします。というのも、日本の給水塔って、地域という大きい枠組みじゃなく、集合住宅を代表することが多いからです。団地とかね。
ということで、地方が舞台の海外ドラマやドキュメンタリーなんかを見る時は、場面転換のシーンで給水塔が映らないかも注目ですね(笑) それでは〜
田舎といえば↓
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