「La-di-da」の意味

La-di-da(lah-di-dahとも)は「気取りやがって」を意味する”気取りやがった”間投詞。いや、本当に気取ってラ・ディ・ダを使っているのかは定かではありませんが、なんか気取って聞こえるんですよね(笑)

ちなみに、抑揚はラ・ディ・ダー(↗)と語尾が上がるようです。

La-di-daは間投詞以外にも「気取った、キザな」という形容詞でも使われますが、間投詞、形容詞、いずれにしても、使われる頻度は殆どないですね。でも、なんかラ・ディ・ダの音が個人的に好きなんで今回記事にしてしまいました(笑) そういう意味では、今度ウ・ラ・ラも記事にするかな(しましたw→ooh la la

「La-di-da」の語源

ちなみに、音的にはフランス語由来っぽく聞こえますが、意外にも英語「lardy-dardy(キザな)」から派生したみたいですね:

La-di-da

In fact, ‘la-di-da’ derives from the earlier reduplicated phrase ‘lardy-dardy’.

詳しくは上記リンク先を参照して頂くとして、簡単に言えば、lardyは「ラードっぽい(=油っぽい)」、pomadey(ポマード(整髪油)をたっぷり塗った)を意味して、dardyは韻を踏んだ言葉遊びで付与。つまり、まとめると、ポマードを塗りたくってる野郎はキザってことみたいです。そこからlardy-da、la-di-daって変化したわけ。語源を鑑みると、「la-di-da!」は「ポマ野郎め!」 とでも訳せそうかな(笑)

こうして見るとすごいですね。ポマードからラ・ディ・ダまでの言葉の変遷の道のり。

ポマードの商品プロモーション
Image by hipsterpomadeit from Pixabay

海外ドラマでの「La-di-da」

海外ドラマ内でのla-di-daの使用例はそれほどありませんが、どんな感じで使われるか見てみます。

『リック・アンド・モーティ』から

次のla-di-daが典型的な使用例。一兵卒が上官の自分に直に話したいと言ってるのを聞いたボスリックが「la-di-da」です。「気取りやがって、うぬぼれやがって」がぴったしなシーンですね。

部下リック: He says he’ll only talk to a Rick with higher clearance.
ボスリック: La-di-da. Give me that.
『リック・アンド・モーティ』で、ボスリックが部下リックに命令
Rick and Morty [Credit: Adult Swim]

『ギルモア・ガールズ』から

ミシェル(男)とスーキー(女)が腕相撲してると、ミシェルが挑発する場面。la-di-daを使って気取り屋さんと言ってます。腕の太さからどっちが勝つのかは簡単に予想できますね(笑) ちなみに、こういうスポーツなんかでの相手をからかう口撃をtrash talkと言います。

ミシェル: You think you’re so great. You think you’re Miss la-di-da.
『ギルモア・ガールズ』で、ミシェルとスーキーが腕相撲をしつつtrash talk
Gilmore Girls [Credit: The WB]

『ビッグバン★セオリー』から

プリヤがインドの親が子に対し保護的なことを話すと、ハワードがユダヤ人の母は息子に対しla-di-daなアプローチを取ると引き継ぎます。ここは気取るというより等身大でなく大きく振る舞うって感じ。ユダヤ人母によくある子供の問題を大げさに取るステレオタイプを指していますね。

プリヤ: Indian parents are very protective of their children.
ハワード: Right. Whereas Jewish mothers take a casual la-di-da approach to their sons.
『ビッグバン★セオリー』で、ハワードはユダヤ教母の息子への距離のとり方を述べる
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

最後に

今回はLa-di-da(ラ・ディ・ダ) と音が面白い表現の紹介でした。意味は、間投詞だと「気取りやがって」。見栄を張って大きく見せる感じ。

語源はポマードからと面白いですね。今度鬢付け油たっぷりのお相撲さんを見つけたら、「ラ・ディ・ダー」と言ってみようかしら。張り倒されるかも(笑)

ちなみに、今回調べていたらビリー・ジョエルの名曲『ピアノマン』のラーラーのところがラ・ディ・ダーになってて検索妨害面白かったです。偶然なのかな? それとも・・・

それでは〜