「Ooh La La」の意味とその語源とは?【うーらーらー】
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「Ooh La La」の意味
海外ドラマを見てるとたまに出てくる感嘆詞「ooh la la」、ウーラーラー。独特の抑揚なので、すごく目立つんですよね。ちなみに、その抑揚をあえて表すと、「うー(↘)らーらー(↗)」と最後が上がる感じ。
そんな「ooh la la」ですが、辞書を引いてみたら、元はフランス語で、「おやおやと驚きを表す」とありました。
oh là là
驚きを表す表現。
Expression of surprise.
でもさ、驚きって言っても、実際のところ、どの程度なんでしょう?
海外ドラマでの「Ooh La La」
以下、海外ドラマから登場人物が「Ooh la la」しているシーンを集めて、その驚き度をチェックしてみます。
『メンタリスト』から
ジェーンが殺人現場にある本棚を調べると、後ろから秘密の部屋が出てきます。「Ooh-la-la」と言いながら入って行くいつものジェーンなのでした(笑) ここは大きな驚きではありませんね。怪しいと思って調べているので、うすうす何かある予感はしています。「おやおや、あらあら」とった軽い響き。
『リック・アンド・モーティ』から
リックが他の種族を搾取しているのを知った孫のモーティは、正義感に駆られてリックを非難します。曰く、「奴隷を超えたもの」。それを聞いたリックは、「おやおや、誰かさんは大学で大人になったようだね」とOoh la la付きでつぶやきます。つまり、大学に行くと若者は急にカブれて社会正義に目覚めたりもするもんですが、ここではそのことを念頭に言ってますね。get laidは「(異性と)寝る」の意味なので、大人の階段を昇る的に使われています。
リック: Ooh la la, someone’s gonna get laid in college.
『ハイっ、こちらIT課!』から
女性上司のジェンが付き合い始めた男がゲイだと信じるロイ。その男がHeat マガジンをジェンから借りたと聞くとモスは、腕組みしながらOoh, la laとゲイであることに賛同です。ここは、興味津々で、「あらま〜」って感じですね。Heatマガジンはセレブのゴシップやファッションを扱う女性向け雑誌。
モス: He borrowed Heat? Ooh, la la.
『ブルックリン・ナイン-ナイン』から
事件現場に灰を見つけたジェイクはそれを指摘。すると、その前からフランス人になりきってOui, oui言ってたチャールズがOoh la laです。これからも、Ooh la laがフランス語由来なのが分かります。ちなみに、事件現場で新しい発見をしてOoh la laは『メンタリスト』と全く同じパターンですね(笑)
チャールズ: Ooh la la.
最後に
今回は「Ooh La La」を見てましたが、 軽い驚きを表す感嘆フレーズですね。ある程度予測していたことや、興味津々での「あらまー、おやおや、あらあら」って感じでした。
なお、綴りがバラけたのが面白いですね。ハイフン有りと無しに分かれるようです。
ちなみに、日本人的には、「Ooh la la」と聞くと、響き的に山本リンダが歌った『狙いうち』の「ウララ」を思い起こしますが、あれはこのフランス語由来の「Ooh la la」とは全くの別物みたいですね:
狙いうち
冒頭は最初「ラララ ラララ…」だったが、インパクトが弱いとの事で阿久が「ウララ ウララ…」に代えたところ、振り付けとともに瞬く間に大ヒット
とのことですから。それに、この世は私のためとThe world is my oysterを地で行く歌詞なのに、それで驚いていたらおかしいですよね(笑)
それでは〜
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