「奴隷みたく働く」を意味:「Slave Away」でブラックな笑い
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昨今の「Slave」廃止圧力
昨今、ポリコレことポリティカル・コレクトネスと言う下地の中、BLM運動なんかもあって、slaveという名称を止めようという風潮が出てきています。
[ITmedia] Linuxカーネルでの「master/slave」と「blacklist」禁止、トーバルズ氏が承認⤴️
[ITmedia] IT用語も「奴隷」廃止の動き 「slave」は「フォロワー」や「レプリカ」に⤴️
人種差別を連想させたり、語源そのものが人種差別だからですね。
ところで、slaveには「奴隷」の意味がありますよね。そこから、句動詞「slave away」に「奴隷のようにあくせく働く」の意味が出てきます。
slave away
(自動詞)非常に一生懸命働く。
(intransitive) To work very hard.
「Slave Away」で笑いを追求する脚本家
ただ、動詞がよりにもよってslaveなので、ポリコレで眉をひそめる人もいます。でも、そこにギリギリの笑いを求めるのがテレビの脚本家なんですね。
シットコム『ビッグバン★セオリー』では、更にブラック(pun intended)に料理されていたので、以下詳しく紹介します。
シェルドンはサンクスギビングデーにハワード家に行きたくありません。そこで、連れられて行くことをアフリカの奴隷に例えます。これにエイミーが激おこ。
エイミー: Are you honestly comparing Thanksgiving dinner at Wolowitz’s mom’s with one of the greatest tragedies in the history of mankind'?
行く車中でも、シェルドンは止まりません。最後の「Yes, Miss Amy.」はご主人さま(マスター)に言っている感じですね。
エイミー: Sheldon, that’s completely inappropriate. You can’t keep comparing yourself to a slave.
シェルドン: Yes, Miss Amy.
そして、最後は当然「slave away」で〆ます(笑)
シェルドンのセリフだけだと問題になるので、シェルドンを徹底的に否定する役を番組ではエイミーに与えているのが分かります。
最後に
句動詞「slave away」は実際にはあまり出てきませんが、こんな感じで複数の脚本家がネタにしていたので紹介してみました。こんなニッチなネタをやってるのはこのブログだけだな(笑) slave awayは馬車馬のように働いた際に使ってみて下さい。それでは〜
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