牡蠣料理
Image by kaleido-dp from Pixabay

Words and Phrases Coined by Shakespeare⤴️

「The World Is One’s Oyster」の意味とは?

勉強がてらシェイクスピアが作った・広めた英語表現・イディオムを紹介していますが、今回は「oyster」。日本語で「牡蠣」ですね。Rの付く月に食べることで有名。

Oyster

It was once assumed that oysters were only safe to eat in months with the letter ‘r’ in their English and French names. This myth is based in truth, in that in the Northern Hemisphere, oysters are much more likely to spoil in the warmer months of May, June, July, and August.

かつて、牡蠣は英語とフランス語で「r」の文字が付く月だけに食べるのが安全とされた。この通説は、北半球では温かい月、5,6,7,8月は痛みやすい事実に基づく。

でも、「世界は〜の牡蠣」と言うと「世界は〜の思いのまま」の意になるのが面白いですね:

the world is one's oyster

All opportunities are open to someone; the world is theirs.

全ての好機は誰かに開かれている;世界は彼らのもの

海外ドラマでの「The World Is One’s Oyster」の例

では早速、海外ドラマでのこのフレーズの使われ方を見てみます。

『ブレイキング・バッド』から

ジェシーはソウルの元へメス作りで得た大金を取りに行きます。そこで、「世界は君の思うがままなんだから、調子いいに決まってる」とソウルです。こういう小洒落たセリフ言うのは、決まってソウルですよね。

ソウル: How you feeling?
ジェシー: I’m good.
ソウル: Of course you are. The world’s your oyster. Am I right?
『ブレイキング・バッド』で、ソウルはジェシーが大金を掴んだのを世界は思うままと表現
Breaking Bad [Credit: AMC]

『ビッグバン★セオリー』から

変化が嫌いなシェルドンを、それも楽しいと説得するレナードとペニー。シェルドンも折れて、変化を楽しもうとします。でも「The world is my oyster」と言ってから火曜のパジャマを今晩着るというのは、少し器が小さすぎやしませんか?(笑) ま、シェルドンなので、これでもスゴイ一歩なんですけどね。ここで「All bets are off」は「未来は不確定、何が起こるかわからない」というイディオム。

シェルドン: I could do anything. All bets are off. The world is my oyster. I got it. I’m gonna put on my Tuesday pajamas tonight.
『ビッグバン★セオリー』で、シェルドンは何でもできると自信を持つ
The Big Bang Theory [Credit: CBS]

『WEEDS~ママの秘密』から

娘を可愛くしたい母とそれに反対の父親が夫婦喧嘩。「世界が彼女のものになるよう魅力的になって欲しいと望んで悪かったわね」とシェイクスピアのフレーズで皮肉的に反駁。

Excuse me for wanting my daughter to be thin and attractive so that the world is her oyster.
『WEEDS~ママの秘密』で娘の容姿を巡って夫婦喧嘩
Weeds [Credit: Showtime]

最後に

今回は「世界は思うがまま」を意味する「The world is one’s oyster」の紹介でした。自分で言うとちょっと自惚れた感じが出ちゃいますが、イケイケドンドン絶好調の相手に対してなら、お世辞の響きです(ソウルのように)。

ちなみに調べると、語源は『ウィンザーの陽気な女房たち』。読んだこと無いし、シェイクスピアと言われても分からない(笑) それでは〜


(追記)もうちょっとだけ続きます。