Awkward Silence: 「気まずくぎこちない沈黙」を意味
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「Awkward Silence」とは?
人はコミュニケーションを取って生きていると言えます。我々が英語を学習するのも、究極的には誰かとコミュニケーションを取りたいからですよね。海外の人と会話したいのはもちろんのこと、小説を英語で読むのだって視点を変えればその作家とコミュニケーションを取る行為と見做すこともできるんです。
ただし、いつでも円滑なコミュニケーションができるかと言うと、現実世界ではそうとも限りません。気心知れた仲間ならいざしらず、全くの初対面なら話は弾まないもの。静寂が周囲を包むのですね。お見合いの席だったり、話が弾まない採用の面接だったり・・・。本当にシーンとなり、時計の音だけがチクタク言うんです。もう考えただけで逃げ出したくなります(笑)
その静寂のことを英語ではawkward(気まずい) silence(沈黙) と呼びます。そのまんまですね。
海外ドラマでの「Awkward Silence」
『ビッグバン★セオリー』から
そんなawkward silenceに慣れているカップルと言えば、『ビッグバン★セオリー』のシェイミーことシェルドンとエイミーを他においていないでしょうね。彼らはデート中全く喋らないのですから(笑) 次は、ペニーがそのことを冷やかす場面。ここのsomebodyは日本語にもある「誰かさん」の意味。目の前の二人を指していますが、敢えて名指しは避けます。
同『ビッグバン★セオリー』のラジも口下手なキャラの一人。最初のデートでawkward silenceになった彼は、友達ハワードの秘密を洗いざらいぶちまけて会話をなんとか続けたのでした(笑) そのことでハワードに突っ込まれると、「awkward silenceでどうすりゃ良かったのさ?」とそれしか方法がなかったと言わんばかり。
『スーパーガール』から
一転して、海外ドラマの『スーパーガール』にはawkward silenceの面白い使われ方がありました。会議に遅れてきた人の「何を聞き逃したか?」に対し「awkward silence」とはうまい返し(笑) つまり沈黙ばかりで、何も実のあることは話してなかったのです。
-Awkward silence.
『コミ・カレ!!』から
『コミ・カレ!!』では、学習グループのメンバーが机に座ってるものの、互いに全く話さない事態になります。それを見かねた校長が、そのawkward silenceをなんとかしようと割って入ります。現実でも海外ドラマでも、awkward silenceを破ろうとする者が現れるのもよくあるパターンですね。当事者だったり、第三者だったり。やはり、沈黙は我慢できないのです。
『ママと恋に落ちるまで』から
最後は『ママと恋に落ちるまで』のテッドとロビンの例。この二人は元々恋人でしたが、別れてしまい友達に逆戻り中。普段は周りに他の友達がいるので気が付かなかったのですが、この場面では偶然二人っきりになってしまい、話す会話がない事に気づきawkward silenceに陥ります。そこでテッドが持ち出した会話のテーマは、なんと二人が付き合っていた時の夜の営みでした(笑) それだけはダメだよ、テッド・・・
最後に
ということで、今回は「awkward silence」について見てみました。結局話が弾まずシーンとなる気まずい瞬間のことを指すんですね。
通常は、その沈黙を破ろうと何かしら会話をひねり出しますが、コメディだととんでもない話を出して更に悪化するのはお約束みたいなものですね(笑)
現実では、awkward silenceに陥らないように、会話のネタを松竹梅と数個用意しておくのがベスト・プラクティスだと思います。それでは〜
「awkward silence」避けるためする↓
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