スラング「420」の意味

最近知ったスラング「420」について。なんとこれ「大麻」の意味なんだとか。初見じゃ絶対分かんないよね(笑)

420

(スラング、特にカナダ、アメリカで)大麻の摂取と同一視して使われる。

(slang, especially Canada, US) A phrase used to identify oneself with the consumption of cannabis, or cannabis culture.

スラング「420」の語源

420は4:20の省略形で、時間のこと。どうも、4:20に大麻を摂取しようとする学生が昔居たみたいです(笑):

420 (cannabis culture)

起源

1971年、カルフォルニア、サン・ラファエルの5人の高校生が放棄された大麻畑を探すことに関連して「4:20」という用語を使った、大麻農家が作った宝の地図を元にして。

Origins

In 1971, five high school students in San Rafael, California, used the term “4:20” in connection with a plan to search for an abandoned cannabis crop, based on a treasure map made by the grower.

ということで、この4時20分が短縮され「420」みたいですね。日本人には絶対わからないわw

海外ドラマでの「420」

この「420」ですが、海外ドラマでも時々出てくるようです。以下見てみましょう。

13の理由

ブライスはクレイに大麻を分けてあげるつもり。その際、俺たちは「420 brotherhood」と言ってますね。でも、ディーラーではないと述べます。

And, you know, 420 brotherhood. But I’m not a dealer, okay?
『13の理由』で、ブライスはクレイに大麻を分ける
13 Reasons Why [Credit: Netflix]

glee/グリー

『glee/グリー』では環境がテーマのクリスマスツリーの飾り付け大会で「420クラブ」が入賞してました、ってやばいでしょ(笑)

green-themed Christmas Tree Decorating Contest are… the Biology Club… …the 420 Club
『glee/グリー』で、クリスマスツリーデコレーション大会
Glee [Credit: Fox]

TV Tropesの説明

この番号「420」はテレビのお約束サイトでも言及されていますね:

420, Blaze It

数字420は大麻の娯楽使用を意味して使われる。元々はカルフォルニアに5人の常習者の高校生が4時20分に会う符号として使ったのが始まりで、次第に大麻を吸う事自体に関連するようになった。

この関連から、420は69や円周率と同程度面白い単語として見られている。メディアの中でもリアル生活でも、しばしばジョークや言及で引き合いに出る。

The number 420 is used as a reference to the recreational use of cannabis. It originally began as a code word used by five stoner Californian high school students who met at 4:20 pm, and eventually grew into a number intrinsically affiliated with the act of smoking weed

Because of this affiliation, 420 is seen as an Inherently Funny Word on par with the numbers 69 and pi. It’s often joked about and referenced both in media and in real life.

ということで、テレビ番組やアニメでは数字「420」が色んな所に登場するみたいです。

「420, Blaze It」とスーパーマリオブラザーズ

なお、上記記事のタイトル「420, Blaze It」は、420が見てきたように「大麻」を表し、blaze itで「それに火をつけろ」という意味ですね。

このフレーズが実は意外なところで出てきて昔驚いたことがありました。

TASというテレビゲームの早解きをするコミュニティがあるのですが、ファミコン『スーパーマリオブラザーズ』の「4-2」を如何に最速で解くかということを競っていたプレイヤーたちの歴史をまとめた以下のYouTubeクリップ。

詳しくは、実際の動画を見てもらうとして、

この中で重要な役割を演じるのが「xx_420_blazeit_xx」というアカウント名のプレイヤーなんです。

xx_420_blazeit_xx
4-2: The History of Super Mario Bros.' Most Infamous Level [Credit: Summoning Salt]

既に皆さんお気づきのように「420, Blaze It」をモジッたユーザー名になっているのですね。と同時に、スーパーマリオの「4-2」を最速クリアするヒントを与えたのがこの人物ということで、YouTubeコメント欄では奇跡的一致と大騒ぎになっていました(笑)

最後に

今回はスラングの「420」について見てみました。意味は「大麻」で、テレビでは数字「420」が何気ないところで登場してたりするようです。

次回420を意外なところで見つけたらニヤリとできるかもしれませんね。それでは〜


411だと・・・?↓