日本語と同じ意味の掛け声、イギリス英語の「Oi」(おい)
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「oi」の意味
英語には「Oi」という間投詞がありますが、これ、面白いことに日本語の「おい」なんです。他人に呼びかけてる感じ。何この偶然の一致(笑)
嘘だと思う人はWiktionaryを見てください:
oi
間投詞
誰かの注意を向けるため言われる、おい
Interjection
Said to get someone’s attention; hey.
海外ドラマでの「Oi」
ということで、この事実が本当かどうか、海外ドラマで「oi」が使われた実際のシーンを見て確かめてみます。
コミ・カレ!!
コミュニティーカレッジのダンカン教授は、自分の部屋の窓の直下で立ちションしてる生徒を見つけます。武器代わりにクリケットのバットを持つと、「Oi」です。ここは「おい」とか「こら」って感じですね(笑) クリケットなので英国人。
LOST
『LOST』ではチャーリーのフラッシュバックのシーン。ロンドンのパブで友達が酔いつぶれているのを見つけ、それを「Oi」と言って起こします。ここも日本語の「おい」でバッチシあってます(笑)
GOTHAM/ゴッサム
『GOTHAM/ゴッサム』では、ブルース少年が屋敷の屋上の縁で立ってるのを見た執事のアルフレッドが「Oi」。ちなみに、アルフレッドは典型的な英国人執事でしたね。
ハイっ、こちらIT課!
ブリティッシュ・コメディの最高峰『ハイっ、こちらIT課!』では、スタバの店員が店を出たばかりのロイを「Oi」で呼び止めます。ここは「おーい」って感じですかね。
SHERLOCK(シャーロック)
ホームズが何かを閃いたようで、夜のロンドンをいきなり走り出します。ワトソンは「Oi」と言いながらその後を追いますが・・・
最後に
ということで、やはり「Oi」は日本語の「おい」でほとんど合ってましたね(笑)
ちなみに、今回上に挙げたすべての例に共通するのが、話者が全員イギリス人ってこと。そうなんです、「Oi」って表現はブリティッシュ英語なんですね。 だからアメドラでは聞かない。逆にアメリカだと「Hey(ヘイ)」になるかと思います。こちらは、皆さんよく聞くんじゃないかな。
ちなみに、「oi」がどこで使われるかはWiktionaryに詳しかったです:
oi
(Britain, Ireland, Australia, New Zealand, South Africa, Canada, usually impolite)
なお、「oy」と綴ることもあるみたいでした。事実、英語字幕上もそうなってるパターンがありましたので。
こういった不思議な一致って他にもあるんでしょうかね? 調べてみると面白そう。
アメドラにはないこういう発見があるから、ブリティッシュドラマもたまには良かったりしますね。それでは〜
ドキュメンタリーの英語の不思議↓
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